“リケ女”が“メカ女”になるまでの成長記

大学で化学や物理学を勉強していた“リケジョ”が、約5か月間の研修を通じて“メカジョ”として成長していくまでを綴ります。

13★最後の「設計演習」、そして旅だち…

最後の研修レポートは「設計演習」です。

図学、製図、材料力学、機構学、機械力学、
CADやデッサン、加工研修…
これまで学んだことの集大成として、
リバースエンジニアリング”を実践して
あるロボットを題材に部品および組立構造を分析・解析、
そして設計改善提案にチームで取り組み、内容をみんなの前で発表します!

技術や知識だけでなく、
チームでプロジェクトを推進するということで、
役割分担をしっかり行い、期限内に成果を出すということも
意識しないといけません。

綿密なスケジュールを立てても
どの作業にどの位の時間がかかるのかの見積もりが甘く
予定通りに進まなかったり、
自分の作業が周りのメンバーの作業内容にも影響したりと、
チームで一つの仕事に取り組むことの難しさを実感。

けれど、設計改善のアイデア出しでは
チームみんなでのブレストで考えもしないアイデアが出たり、
発表資料を作っているときも、それぞれの得意分野が見えたりと
大変さの中にも、
日々、みんなで仕事を一つずつ前に進めている実感をすることができ、
その成果を楽しみながら取り組むことができました。

 

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発表は緊張したけれど、執行役員の方から
「みなさんの成長に感動しました!」と感想をいただけて
“あぁ、半年、本当に頑張ったんだなぁ…”と
少しうるっとしてしまったのはナイショ(笑)。

 

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そして、研修のあとはお客さまへの配属。

そう、研修からの「旅だち」です。

 

機械科卒ではない、他専攻から“一人前のメカエンジニア”を目指す私たち。
半年間、人生で一番勉強した!と言っていいくらい本当に勉強したし(笑)、
大変だと感じることももちろんありました。


けれど、今は達成感でいっぱいです。

 

機械科卒の同期たちに並べたかどうかはまだわからないけれど、
半年間のさまざまな学び、

そしてその集大成として「設計演習」を終えられたこと、

“メカ女”としての少しの自信になりました。

 

研修を終え、これからはお客さま先での業務がはじまります。

はやく、“一人前のメカエンジニア”として胸を張って言える日が来るまで、
走り続けたいと思います!!!

 

このブログを読み、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!